三菱地所では、暮らしの器として確かな性能を持った建物をお届けするため、設計時、施工時を通じて厳しい品質管理を行っております。
※パークハビオシリーズで原則として採用されている事項を説明しています。
敷地の地盤の性状を把握し、設計施工上の資料を得るため、土質の試験や標準貫入試験など、綿密に地盤の調査を行っています。そして、建物に対して最も適切な基礎方式を決定します。
直接基礎の場合、実際に建物本体を支える地盤に力を加え、その地盤が設計上必要な耐力(許容支持力)があるかどうか調査します。平板載荷試験はその調査をするための試験方法のひとつです。地盤に実際の建物と同じ重量を加えることはできませんので、平板載荷試験では直径30cmの円盤に機械で力を加え、設計上単位面積当たり(1cm2)に必要な力の3倍の大きさの力を加えても地盤が壊れないことを確認します。
コンクリートに組み込まれる鉄筋は、一定の長さの鉄筋を建築現場で繋ぎ合わせて組み上げていきます。通常どんな物でも継ぎ目が一番弱くなりがちです。ですから鉄筋を繋ぐ技術は、鉄筋の強度を決める重要なポイント。つまり作業を行う人の技量が問題です。そこで三菱地所では、技能者に実際に鉄筋を繋いでもらい、繋いだ部分の形状を確認し、必要な強度があるかを検査。この実技試験に合格した人、または資格保有者※のみが作業を行っています。人が手作業で行うことが多い建築現場。だからこそ厳しいチェックを行い、一定のレベルの技能者を揃えることから始めています。
※最高レベルである「手動ガス圧接技量資格者(4種)」〈参考写真〉
鉄骨を加工する際の溶接は構造の要となるため、鉄骨工場でしっかり検査した上で、第三者機関の超音波探傷装置による検査を行っています。
〈参考写真〉
建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱は除く)の部分に巻く鉄筋(帯筋)は、スパイラル状(スパイラルフープ)もしくは溶接閉鎖型にし、柱の粘り強さを高めています。また、床・壁の鉄筋は、コンクリートの中に二重に鉄筋を配したダブル配筋により強度を確保しています。
従来型〈概念図〉
溶接閉 鎖型〈概念図〉
スパイラルフープ筋〈参考写真〉
溶接閉鎖型フープ筋〈参考写真〉
ダブル配筋〈参考写真〉
地震でキッチンの吊戸棚の扉が開いて物が落下しないように、耐震ラッチを採用しています。
採光が期待できない避難経路には、非常用照明を設置。停電時に自動点灯し、より安全に避難できるようにしています。
エレベーターには地震の初期微動(P波)をキャッチするP波センサーを採用しました。これは、大きな揺れが来る前に最寄り階に着床して扉を開き、速やかに外に出られるシステムです。
揺れの伝達する時間※地震時にはP波がS波に先駆けてやってきます。
万一停電になっても、エレベーターに内蔵されたバッテリーにより、自動的に最寄り階に止まり、扉が開きます。
万一エレベーター内に閉じ込められた場合、インターホン呼出ボタンを押すと、エレベーター管理会社の係員と直接通話することが出来ます。
万一不審者におそわれた時、防犯警報ボタンを押すとエレベーター内でブザーが鳴り、エレベーターは各階に停止して、扉を開くことをくりかえすことで、脱出しやすいように設計されています。